技術が進歩するほど、現場に足を運ぶ価値がある

「中小企業の現場で経営者や社員の話を聞く制作会社の担当者を描いたイメージ画像

AIの進歩によって、文章もデザインもプログラムも、以前よりずっと簡単に作れるようになってきました。専門的な知識や技術を持っていることだけでは、これまでのような強みにならない時代が来ているのかもしれません。

一方で、これからますます価値が高まるのは、実際の現場を知ること。そして、自分の仕事に責任を持つことではないかと思っています。

現場に行かなければ、わからないことがある

例えば、企業のホームページや採用サイトを制作するとき。経営者から話を聞くだけでは、わからないことがたくさんあります。無論、ネット検索だけで得られる情報でも十分ではありません。

実際に会社を訪ね、そこで働く人たちと話し、仕事の様子を見せてもらう。すると、当たり前だと思われている日常の中に、その会社ならではの魅力が見つかることがあります。

社員同士の何気ない会話。仕事に向き合う姿勢。長年続いてきた習慣。経営者が気づいていない社員の思い。そうしたものは、資料を読んだり、インターネットで調べたりするだけでは、なかなか見えてきません。

私たちMRDが、できるだけ現場に足を運び、直接話を聞くことを大切にしている理由も、そこにあります。

現場に足を運ぶ理由。それは、できるだけ一次情報に触れたいからでもあります。誰かがまとめた資料や説明だけではなく、自分の目で見て、直接話を聞く。すると、会社の人たち自身が当たり前だと思っていることの中に、意外な魅力が見つかることがあります。

ただし、現場に行けば、それだけで何かが見つかるわけではありません。何に注目し、どんな質問をして、何を大切な情報として受け止めるのか。そこには、これまで数多くの会社や人と関わってきた経験が生きるのだと思います。実際、これまでの仕事でも、現場を訪れたり、直接お話を伺ったりすることで、初めて気づいたことが数多くあります。

実際に足を運んだからこそ、見えてきたこと

  • 白糸台幼稚園様のケース:訪問する前には十分に見えていなかった、広い園庭や豊かな教育環境など、園ならではの魅力を発見しました。
  • 塗装工事のマツパン様のケース:当初は同業他社との差別化が難しいのではないかと考えていましたが、取材を重ねるうちに、作業工程へのこだわりや仕事への向き合い方など、会社ならではの強みが見えてきました。
  • 日鋼YPK商事様のケース:キャリア採用サイトの制作に向けて27名の社員の方々にインタビューする中で、採用サイトの制作にとどまらない、新たな気づきや改善のヒントも得られました。現在は、そうした気づきを生かした取り組みも進められています。
  • タフス様のケース:経営者との雑談や社員同士の何気ない会話から、その会社らしい雰囲気を感じ取り、サイトの改善に生かすことができました。

いずれも、最初から用意された資料だけでは、なかなか見えてこなかったことです。実際に足を運び、人と話し、その場の空気に触れる。そんな時間の中に、制作の方向性を考える大切なヒントが隠れているのだと思います。

言われたものを作るだけでは、足りない

以前、「何となく、こう、いい感じにしてほしい」という、そんなご相談をいただくことがあると以前、MRD通信で書きました。→ 「いい感じにしてほしい」の中に、プロの仕事がある

一見すると曖昧な注文ですが、その言葉の奥には、まだうまく説明できていない期待や目的があるものです。それを汲み取り、何が必要なのかを考え、形にしていく。これまで数多くの仕事に関わってきた経験が、最も役立つ場面でもあります。

大切なのは、依頼されたものを正確に作ることだけではありません。ときには、最初のご要望とは違う方法をご提案することもあります。何を作るかを決める前に、何のために作るのかを一緒に考える。そこにも、制作会社の仕事があると思っています。

実際の制作でも、現場でのお話や取材を通じて、その会社ならではの魅力を見つけ、伝え方を考えています。そうした仕事の一例を、制作実績でもご紹介しています。

そして、責任を持つということ

仕事は、いつも予定どおりに進むとは限りません。途中で方向性が変わったり、想定していなかった問題が見つかったり、完成間際になって見直しが必要になることもあります。

そんなときに「依頼されたとおりに作りましたから」で終わらせてしまうのか。それとも、どうすればより良くなるのかを一緒に考えるのか。そこには、大きな違いがあると思います。

もちろん、何でも無条件に引き受けることが責任ではありません。できること、できないことをきちんと伝え、自分たちが引き受けた仕事には最後まで向き合う。それが、信頼につながっていくのではないでしょうか。

技術が変わっても、変わらないもの

AIは、これからも進歩していくでしょう。制作の方法も、必要とされる技術も変わっていくと思います。私たち自身も、新しい技術を積極的に取り入れていかなければなりません。

ただ、どれほど便利な道具が登場しても、相手の話を聞き、その会社のことを理解し、何をすべきか考え、責任を持って仕事を進めることの大切さは変わらないと思っています。

技術が進歩する時代だからこそ、現場に足を運び、人と向き合うことを大切にしたい。それが、MRDが目指している『困ったときに最初に思い出してもらえる制作会社』です。(画像はイメージです)

「何から直せばいいか

わからない」段階から、

ご相談ください。

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