実年齢ではなく、嗜好や意識での年齢「マインド年齢」という考え方、捉え方です。マーケティング用語です。マインドエイジと呼んだりもします。
マーケティング戦略を「マインド年齢」や「スタイル」でセグメント化する考え方が定着してきています。
一般的にターゲット層を設定するときは「性別・年齢・既婚/未婚・職業・地域」といったような指標で設定します。特に年齢はターゲットユーザーの輪郭を際だたせるのに大切なものです。
しかし今どき、同年齢の行動様式が同じであることなどあるでしょうか?
この多様化している世の中で、年齢という切り口でばっさり切るのはかなり乱暴なことではないでしょうか。
今の世の中、単純に「30代女性」などではターゲットを絞れない現実があります。
もう少し精度を上げるならば、行動パターンや趣味、趣向といった指標を組み込まないと、リアルなターゲットユーザーは見えてこないのが現在です。
市場戦略や、ターゲットを捉えようとする際、「マインド年齢」を考えることは非常に重要です。