中小企業への発信

なぜ、「面倒くさい仕事」は儲かるのか

「儲かる仕事」というと、どんなイメージが浮かびますか。キラキラした新規事業、スマートなITビジネス、在宅でラクに稼げる副業……。 ところが、日々中小企業の現場を見ていると、「本当に利益を出している会…

黄砂は、ただの「春の汚れ」ではない。生まれた場所、日本を通過したその先、そして私たちの生活とビジネスに残すもの

春になると、空が白っぽい。車が汚れる。洗濯物を外に干すのをためらう。なんとなく目がかゆい。喉も重い。黄砂は、そんなふうに「春先によくある困りごと」として片づけられがちです。 黄砂とは、遠い大陸で巻き…

「人手不足」の次は「原材料高」──小規模事業者を直撃する”複合倒産”の正体|おまけ)活用できる公的支援制度

2025年、「人手不足倒産」が過去最多の442件(東京商工リサーチ)を記録したというニュースは、多くの経営者に衝撃を与えました。しかし今、倒産の現場では静かに、そして確実に「次の波」が押し寄せていま…

工場や倉庫を売っても操業は続けられるのか?― 製造業が知っておきたい「事業用リースバック」の光と影 ―

原材料価格の高騰、電気代や人件費の上昇、取引先の値下げ圧力。ここ数年、製造業を取り巻く環境は一段と厳しさを増しています。 「急に大口注文が入ったが、材料を仕入れる運転資金が足りない」「設備更新が必要…

売上は伸びている。でも、未来の客は減っている。― マンガとディズニーランドに共通する、マーケティングの落とし穴

企業はつい、「いまお金をたくさん落としてくれるお客様」に視線が集中します。しかし、その結果として「これから育つはずだった未来の顧客」を失っていないか―。 10代の「マンガ離れ」と、東京ディズニーラン…

中小企業が「価格転嫁」で会社を守るために。 ~「値上げ」は悪ではなく、「事業を続けるための責任」です

原材料が上がる。電気代も上がる。人件費も上がる。それなのに、売る側の単価だけ昔のまま。中小企業の現場では、いまもそんな話が珍しくありません。 実際、中小企業庁の2025年9月フォローアップ調査では、…

若者の60%が「がんばるくらいなら衰退でいい」と言う社会で、中小企業が生き残る方法 ~ 本当に起きているのは“やる気”の問題ではない

「がんばるくらいなら、日本経済はこのまま衰退してかまわない」そう思う若者が 約60% いる(東洋経済 2026/02/12) 先頃、こんな記事が出ました。割と驚くことなく、割と受け入れてしまいました…

【計算シリーズ】円安160円でも製造業は日本に戻らない?「為替メリットは電気代で消える」を計算(例)射出成形|おまけ:円安希望篇

「円安になれば、製造業(工場)は日本に戻る!」 この話、気持ちは分かります。でも、工場の採算は為替だけで決まりません。特に見落とされがちなのが電気代。今の日本で、粗利をじわじわ削っている代表的なコス…

【計算シリーズ】顧客分散できていますか?「太い1本の大口顧客」と「細い複数の顧客」、どちらが本当に会社を守ってくれるの?1本足打法のリスクとは。

「大口が1社あると安心」…そう感じるのは自然です。管理はラク、売上も見栄えがいい。 でも経営の強さは、売上の大きさではなく“止まりにくさ”で決まります。一本足打法は、止まった瞬間に即ダメージ。複数顧…

企業の課題。いくら相談会とかに行っても(課題の)解像度が甘いままだと総花的な相談と回答に終始してしまい、役に立たない説。

課題の解像度が甘いまま相談すると、総花的な会話で終わる 「補助金の相談会に行った」「経営相談を受けた」「専門家に壁打ちした」 それなのに、会社があまり変わらない。やったことは増えたのに、成果が動かな…

【計算シリーズ】「日本の睡眠負債20兆円」は自社だと何円?社員の睡眠負債を健康経営で解消すると、会社としていくらのプラスに?

1. 日本全体で見る「睡眠負債=何円問題」 日本は先進国の中でも特に睡眠時間が短い国だと言われており、その経済損失は年間で10数兆〜20兆円規模とも推計されています。​凄まじい額ですね。 これは、日…

【計算シリーズ】史上最悪レベルの倒産増の現在ですが、「もし◯%がDX・省人化に踏み切れていたら何社、生き残れていただろうか?」を推計してみた。

倒産状況から未来へのヒントを探る 2024年、企業倒産は件数ベースで1万件を超え、2013年以来11年ぶりの高水準となりました。 そのほぼすべて、10,004件が中小企業であり、しかも負債額の小さい…

【計算シリーズ】総務という仕事。「守りの総務」が「攻めの総務」に変わると、年間いくら生み出すの?

総務は“コストセンター“なんかじゃない 「総務って、どうしても“コストセンター”に見られがちで…」。このような話をこれまで何度聞いたことでしょう。 契約管理、備品手配、勤怠、福利厚生…。ありとあらゆ…

【計算シリーズ】中小企業がブランディングするのと、しないのとでは、損失は出るの?出るとしたら年間損失額はどれくらい?

ブランディングをしない場合の年間損失額 「ブランディングをしない場合の正確な年間損失額」を一般化して出すのは非常に難しいです。企業の規模、業界、ターゲット、市場環境、競合の強さ、コスト構造、既存顧客…

【計算シリーズ】口コミ★3.2と★4.5。その差、年間いくら? ― 評価1.3ポイント差が招く“信用の価格”|★を上げるための対策ベスト3|他

くちコミの星の数1当たり、100万円/年にもなるの? 「うちはサービスには自信がある。でも★3.2なんです」 「競合は★4.5。正直、そんなに違う?」 そう思っている経営者の方は多いことと思います。…